ノー・プレイス・ライク・ソウル
ソウライヴ
Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M) 2007-06-02
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前作「Break Out」から約2年、Soulive待望の新作がリリースされた。
今回は何と言っても、全編にわたってヴォーカルがフューチャー
されていること。
その新ボーカリストはPaul “Toussaint” Barrettという名の無名シンガーで
ソウルフルな声を持っており、なかなか心地良い歌を歌う。
また今回はいままでと違い、レジーワッツやチャカカーンのようなゲスト扱いでは
なくパーマネントメンバーとしてメンバーに加わっていることだ。
曲はボーカル中心に聞かせるものが多く、ジャズ、ソウル、レゲエ
といった曲調で長さも3,4分とまとまった曲中心でいままでのような
インプロビゼーション合戦のようなものは聞けない。
JamBandファンにとっては、この方向転換をどう取るかは賛否両論である
と思うが、間違いなくSouliveの間口が広がるかどうかの挑戦作と言えるだろう。
ちなみに日本版のみ14分にわたる今までの彼ららしい曲のSteppin’など
2曲ボーナストラックとして収録されている。
ノー・プレイス・ライク・ソウル
ソウライヴ
