昨日はAppleから公式にiPhone5s、iPhone5cの発表がありましたね!
カラー展開、指紋認証、A7プロセッサ(64bit化)、OpenGL/ES3対応、docomoからiPhone発売など、様々なアップデートがありましたが、ほとんどがリークされた情報どおりという最近のAppleの公式イベントでの驚きは消えつつある今日このごろです。
業界的にはdocomoのiPhone導入により、Androidとのシェアはどうなるのか、A7の64bitはスムーズに移行して使えるのか(Macの時は比較的うまくいってたようだけど)など気になるところではあります。
さて、そんなトピックの中でも「M7」プロセッサについては特にリークされていない(?)情報としてあったので、少し掘り下げて見てみたいと思います。
かなりざっくり説明すると、iPhoneでアプリを立ち上げていなくても、GPS情報、歩数カウンター、歩いている、走っている、自動車に乗っている等の情報が取得できるようになり、フィットネス系アプリやナビゲーションアプリなどで有用ですよということのようです。
Submit your iOS 7 apps today (M7 and Core Motion参照)
Nikeもすでに近日中にこの機能を利用したアプリを出すと言ってますし、
Get active, stay active with the Nike+ Move app, an introductory experience to NikeFuel made to move with the iPhone 5S. Coming soon.
— NikeFuel (@NikeFuel) September 10, 2013
美しいGPSログを残してくれるアプリ、Movesもバッテリーの減りについて改善してくれるだろうと言及してます。
New iPhone 5S looks like a great activity tracker! – M7 will let us minimize the battery use and do great new things.
— Moves (@movesapp) September 10, 2013
Runkeeper、Google Mapsなんかがこの辺りの技術に乗っかってくれると面白いサービスが生まれそうですね。
今までGPSを定期的に利用して、無理やりバックグラウンドで落ちないように走らせていたアプリには朗報かと思います。
その他思いつくところで、歩数や移動手段を利用したゲームなんかも考えられますかね。
ただM7プロセッサはiPhone5sに限定されるようなので、サービスの広がりという意味では限定的かと思います。
今回、iPhone5sはiPhone5からの大きなアップデートがなかったので、iPhone5ユーザは買い換えるか迷いますね。このM7の機能を利用するために買い換えるか・・・せめて128GBのストレージとか、Wifiの802.11ac対応とか地味にあると迷わず突っ込めるんですが・・・
次回は新しくアップデートされた、Core Motion APIを実際に利用したコードをご紹介しようと思います。
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